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アニメ界で注目を集めている新海誠監督の最新作『君の名は。』は8月26日から劇場で公開されて以来、9月25日(日)までの公開31日間で、入場人員854万人、興行収入111億円を突破するなど、大ヒットを記録している。Entamedataサイトによると、『君の名は。』は2016年日本国内年間映画興行収入ランキング2位に躍進した。『君の名は。』の魅力はどこにあるか。もちろん、「漂う空気感すら感じられそうな美しい描写力」や「交錯する少年少女の想い」「繊細に揺れ動く心情」などが挙げられる。そして、アニメーション制作、キャラクターデザイン、声優担当など、豪華なメンバーが集結するのも重要な要素だろう。

君の名は　あらすじ：1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈（うっくつ）していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。

【監督】：新海誠
【作画監督】：安藤雅司
【キャラクターデザイン】：田中将賀
【出演声優】：神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子、成田凌、悠木碧等
【主題歌】：「前前前世 (movie ver.)」

８月２６日の公開後、興行通信社の週末動員ランキングで６週連続１位を獲得。今月３日までに観客動員１０００万人、興行収入１３０億円を突破。国内の歴代興行収入ランキングでは、アニメで宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」（１５５億円）に続く６位に浮上した。

君の名は　レビュー・感想：（ヤフー知恵袋より）

1）前半にあれだけ引き込まれて、後半で急激に冷めるって珍しい映画だなと思う。テンポ良く飛ばしてぐっと感動に持っていければ良かったんどけど、ラストが想像できてしまい勿体ない。宣伝効果にやられた感じ。

2）面白いの一言！！！何回も見たい笑いあり涙ありそれに曲がとにかく合ってます。

3）自分としては、100点満点中、70～75点って所です。正直な話、これで号泣するって、どれだけ感受性豊かなんだろう？って思います。実際、終わった後で泣いてる人なんて1人も見ませんでした。
誤解の無いように言いますが、面白くない訳ではないんです。2時間物のオリジナルとしては良く出来てます。ただ、現状では評価が過剰に走りすぎてるとしか思えません。

4）特に口噛み酒を飲んだあとの映像に感心しました。壁画の龍が宇宙を走り、一本が男性・瀧くんに、もう一方が女性・三葉のほうに伸びていきます。それは龍のようであり、へその緒のようでもあります。へその緒が切られて三葉が生まれますが、そのとき悲鳴をあげているのは瀧くんのほうです。そう、ふたりはひとつ。片割れ同士であることがそこで示されます。「片割れ時」という言葉がここまで何度もでてきていたのですが、まさに二人は前世から片割れどおしだったわけです。この関係は普通の恋愛関係ではないのだとここで悟らされます。まわりくどく言葉で説明するのではなく、映像でここまでの表現が盛り込まれるのは凄いと思いました。

5）9/11のNHK SWITCHインタビューに新海監督が出ていて君の名は。を知りました。30年以上前の大林宣彦監督の転校生と同じような、とりかへばや物語という予備知識以外知らず、特に期待せずに見に行きました。最初から心と体が入れ替わるシーンから始まり、なじみのある日本人の好きそうなストーリーで観客の心をぐっとつかむ。途中でストーリーががらっと変わり、かなりお話はおもしろかったです。
それ以上にびっくりしたのはインタビューで少し触れていた背景がすばらしかった。元ジブリの人も参加しているようでしたが、ジブリ以上に背景が書き込まれていたんじゃないでしょうか？夕暮れ時の景色、空、木々、きれいです。終わりのほうの雨のシーンは本当に人が全部書いているのって見入ってしまいました。全体的によくまとまっている娯楽作品になったと思います。年寄り(63歳)にも楽しめました。

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